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アデール

Z は有理整数環,lim は射影極限,colim は帰納極限とする.

ここで ns分母r分子 であり, アデールの有限部分 Q の元の近似表示とみなす.

と書く.以下の対称的な操作がある.

加法と乗法は局所体のレベルではつながっている.

局所体はチューブ状でsemver表示を持つ.

非アルキメディアンな場合

p 進数はリトルエンディアンで表示する. つまり,pp 進で表示すると 0.1 となる. また,非零な x に対して

となるようにタイヒミュラー指標 sgn と対数 log を拡張しておく. もちろん,常識的な定義域の範囲では

である.

ここでレトラクション(準同型ではない)

a.b0.b つまり

に選ぶ. p = 2 の場合は,さらに調整が必要. もちろん常識的なところでは

である.

ここまでは混標数.等標数の場合(有限体上のロラン級数体)もある.

アルキメディアンな場合

実数や複素数はもちろんビッグエンディアンで表示する.

τ = 2πi とする. 0, 1, e, τが複素数体における特別な元となっている.

ここで,セクション(準同型ではない)

τ \ Ga(C) の元 xx = a.b.c = a.b + τ × 0.c のように書く.また,それがexpで移った先を x X = exp x と書く.このように対数表示すれば,乗法・逆元・反元で誤差が発生せず,

などとなる. a.b.c Xという表現では, aがオーダー,bが精度,cが次元を表していると思える. ちなみにlog

と定義されているものとする.

物理量・情報量

とする.唐突に出てきた記号は

である.

普通は h = とするが,それでは次元が退化しすぎる感じだし, pq - qp = h / 2πi だけ見ても, h = 2πi とみなしたくなる.

これらの量を慣用の単位系で表して

とすれば, C で解いて

となる. ついでに

とすれば

となる. さらに情報量については

などとみなす.

ニュートン

マクスウェル

ボルツマン